シェービング(ヒゲ)の技術と科学 (1995年発行された僕のお気に入りの1つの本)

もうすぐ2023年

この本というか小冊子が発行されたのが1995年なので約30年前に出来上がったんだぁ。と感慨深くなります。

幼少期から刃物工場(カミソリ・ハサミ・包丁など)に家族で見学に行ったりとしていたのでこの本にも興味がありました。
そしてこれを読んでより大きなカテゴリーで言うと刃物と人類の親密さを知りました。

内容は
1、歴史 人類とヒゲ・シェービング・プロダクト・グループ

2、シェービングの化学 ヒゲ・皮膚・毛を除去する方法・近代的なカミソリの製造工程

3、普及する脚のシェービング 衣服のすそ線とフロントライン・シェービング間する誤った知識・脚や脇の下をシェービングする時に注意する事柄。

今現在と照らし合わせるとシェービング の科学の中にある「近代的なカミソリの製造工程」は近年の技術力の高さってホント進化しているな!と感じるのですが、他の内容って今も昔も変わらないと思いました。

この本は約30年前に発行され当時の方々が色々と調査して出来上がったと思います。ということはその前の時代のデータでもあると考えると日々進化しているカミソリの技術、人類のヒゲ(体毛)と皮膚はあまり変化はないんだぁ。と感じました。
むしろこの半世紀で人類のヒゲ(体毛)と皮膚が急激に変化する方が驚きますね!

僕がヒゲを剃り始めた時は2枚刃で深剃りの追求でした
最近のカミソリは深剃りの追求から肌に優しい剃り心地へと進化。
5枚刃カミソリは肌に当たる刃の圧力を5枚の刃で分散することにより、滑らかな剃り心地になります。
刃のコーティングなども同じく進化し剃った時に違いが分かります。
まさに「温故知新」
先代から教わり今、改めて歴史の大切さを感じました。

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記事
カミソリ倶楽部 竹内教起
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この記事を書いた人

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カミソリ屋4代目。
幼少時代、家族旅行が刃物工場巡りで職人さんのモノ造りの素晴らしさに感銘。カミソリメーカー、ハサミメーカー、包丁、爪のニッパー屋さんと見学させて頂きました。特に印象だったのが刀鍛冶!フイゴで鉄を熱しながら叩く姿は「美」。カミソリの替刃の原料である工場見学で大きな鋼がロール状になるのにも驚きました。
髭とカミソリに関する知識ならお任せください、他、僕の趣味もアップします。

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